A-PATを使わなくなり、

「登録している銀行口座も一緒に解約したい」
「先に銀行へ行って口座を解約していい?」
「A-PATはネットから退会できる?」
「解約したらいつ普通口座に戻る?」

と悩んでいる方もいるでしょう。

A-PATで特に重要なのは、A-PATで使用している銀行口座を先に解約しないことです。

JRA公式では、A-PATの解約手続きを行い、JRA側と銀行側の処理が完了したあとに、競馬専用口座としての制限が解除され、口座解約や普通口座としての利用が可能になると案内されています。

この記事では、A-PATを解約する方法と銀行口座を処理する正しい順番、ネット・郵送それぞれの手順を解説します。

A-PATの銀行口座を先に解約してはいけない

A-PATを完全にやめる場合、まず覚えておきたいのが手続きの順番です。

基本的には、

A-PATを解約する
↓
JRA側の処理が完了する
↓
銀行側の処理が完了する
↓
必要に応じて銀行口座を解約する

という順番になります。

A-PATで利用する口座は通常の即PATとは扱いが異なり、A-PAT専用口座として運用されます。

JRA公式でも、JRA側のA-PAT解約と銀行側の処理が完了すると、競馬専用口座としての制限が解除され、

  • 口座解約
  • 普通口座としての利用(一部銀行を除く)
  • 対象銀行では即PATへの新規登録

などが可能になると案内されています。

「銀行口座がいらないから先に銀行で解約する」のではなく、まずA-PAT側の解約から進めましょう。

A-PATの解約方法は2種類

JRA公式では、A-PATの解約方法として次の2つが案内されています。

  1. ネット馬券購入サイトから解約予約する
  2. 解約届を郵送する

ログインできるのであれば、ネットから進める方法が分かりやすいでしょう。

一方、ログイン操作が難しい場合などには、郵送で手続きを進める方法もあります。

方法1|ネットからA-PATを解約する手順

1.ネット馬券発売時間中にログインする

A-PATのオンライン解約は、ネット馬券発売時間中に行います。

ネット馬券購入サイトへログインしてください。

2.「暗証番号変更・解約」を開く

ログイン後、投票メニューから**「暗証番号変更・解約」**を選択します。

3.「解約予約」を行う

「暗証番号変更・解約」のページから「解約予約」を行います。

これがA-PATのネット上での解約手続きです。

4.節終了を待つ

解約予約後、JRA公式では節の最終日の翌日にA-PATの会員解約となると案内しています。

また、節終了までであれば「解約予約取消」を行うこともできます。

A-PATの口座はいつ普通口座に戻る?

ネットから解約予約した場合でも、A-PAT会員の解約と銀行口座側の処理は同時ではありません。

JRA公式によると、節最終日の翌日にA-PAT会員の解約となったあと、銀行側の処理に概ね2週間前後かかり、その後に当該口座が普通口座になるとされています。

つまり、

「解約予約した翌日に銀行へ行けば口座を閉じられる」

とは限りません。

銀行側の処理状況は金融機関によって異なるため、口座を解約したい場合は、A-PAT解約後に利用銀行へ確認してから進めると確実です。

JRA公式も、普通口座へ変更されるタイミングや利用可否については利用銀行へ問い合わせるよう案内しています。

方法2|郵送でA-PATを解約する手順

A-PATは郵送でも解約できます。

JRA公式では、加入時に送付された「JRA電話・インターネット投票 A-PAT利用ガイド」に添付されている解約届、または必要事項を記載した書面をPATサービスセンターへ郵送する方法が案内されています。

郵送時に必要な主な情報

JRA公式案内では、次の情報などを記載します。

  • 解約届の記入年月日
  • 加入者番号(数字8桁)
  • 氏名・フリガナ
  • 現住所
  • 電話番号
  • 生年月日
  • 利用銀行名

本人確認書類については、JRA公式では不要と案内されています。

郵送解約はどのくらいかかる?

郵送の場合は、ネット解約より時間がかかります。

JRA公式では、解約届が到着してからJRA側でA-PAT会員を解約するまで約2週間、その後銀行側の処理に概ね2週間前後かかるため、解約届が届いてから普通口座になるまで4週間程度を要すると案内しています。

そのため、「今月中に銀行口座も閉鎖したい」といった予定がある場合は、余裕を持って手続きしましょう。

A-PAT解約後にJRAから完了通知は届く?

A-PATについては、JRA側の解約完了後に必ず完了メールなどが来るわけではありません。

JRA公式では、A-PAT会員解約完了の連絡・通知は行わないと案内しています。

特に郵送で解約した場合、「何も届かないから処理されていないのでは」と不安になるかもしれません。

銀行口座の状態を確認したい場合は、処理期間を考慮したうえで利用銀行へ問い合わせるとよいでしょう。

A-PAT解約後、その口座を普通の銀行口座として使える?

銀行によって異なります。

JRA公式では、A-PAT解約後、銀行側の処理が完了すると普通口座として利用できる場合があるとしていますが、普通口座として利用できるかどうかや利用可能なサービスは銀行によって異なるとされています。

そのため、

「A-PATを解約したら必ず普通預金口座としてそのまま使える」

とは考えないほうがよいでしょう。

今後その口座を残したい場合も、完全に口座解約したい場合も、最終的には利用銀行へ確認してください。

A-PAT解約後に即PATへ切り替えられる?

一部の銀行では、A-PAT解約後の口座を利用して即PATへ新規登録できる場合があります。

JRA公式では、対象として三菱UFJ銀行・三井住友銀行・りそな銀行を案内しています。

ただし、A-PATから即PATへ「会員情報をそのまま移行する」仕組みではありません。

JRAのFAQでも、A-PATから即PATを利用する場合は新たに即PAT登録を行い、新しい加入者番号が設定されると案内されています。

今後JRAネット投票そのものをやめたいのであれば、即PATへ登録し直す必要はありません。

A-PATを解約してもClub JRA-Netは別途確認する

A-PATとClub JRA-Netは同じものではありません。

Club JRA-Netを利用していて、こちらも不要であれば、Club JRA-Net側の退会手続きを確認しましょう。

JRA公式では、Club JRA-Netへログイン後、

「加入者情報の確認・変更」→「Club JRA-Net退会申込み」

から退会できると案内しています。

JRA関連の登録をすべて整理したい方は忘れないようにしてください。

A-PATをやめるときのおすすめの順番

A-PATだけでなく銀行口座も整理する場合は、次の順番で進めると分かりやすいでしょう。

1.A-PATで未処理の投票や払戻し等がないか確認する

↓

2.A-PATの解約予約または郵送解約を行う

↓

3.JRA側の会員解約を待つ

↓

4.銀行側の処理完了を待つ

↓

5.利用銀行に口座の状態を確認する

↓

6.不要であれば銀行口座を解約する

銀行口座の解約を急いでいる場合ほど、最初にA-PAT側の処理を済ませておくことが重要です。

まとめ|A-PATは銀行口座より先に解約する

A-PATを完全にやめる場合、最も重要なのは銀行口座を先に解約しないことです。

A-PATは、

ネット馬券発売時間中にログイン
→「暗証番号変更・解約」
→「解約予約」

という流れでオンライン解約できます。

また、解約届をPATサービスセンターへ郵送する方法もあります。

ネットから手続きした場合、節最終日の翌日にA-PAT会員解約となり、その後、銀行側の処理に概ね2週間前後かかると案内されています。

郵送の場合は、書類到着から普通口座になるまで4週間程度が目安とされています。

銀行口座そのものも解約したい場合は、

A-PAT解約 → 銀行側の処理完了 → 銀行口座解約

の順番で進めましょう。

※銀行ごとに口座の扱いや処理時期が異なります。実際の手続き時はJRAおよび利用金融機関の最新案内を確認してください。