「マッチングアプリで良い人と出会えたから退会したい。でも、他にもやり取りしている人が複数いて気まずい」 「アプリ自体に疲れたから辞めたいけれど、律儀に一人ずつ断るべき?」

Pairs(ペアーズ)、with(ウィズ)、タップルなどのマッチングアプリ。 退会する際、多くの人が選びがちなのが、何も言わずにブロックしたり、アカウントを消して消え去る「フェードアウト(サイレント退会)」です。

しかし、メッセージが盛り上がっていたり、一度デートをした相手に対して無言で消えるのは、相手を傷つけるだけでなく、思わぬトラブル(逆恨みや他のSNSでの特定など)を招くリスクがあります。

この記事では、相手に恨まれず、未練を残させずにマッチングアプリを綺麗に退会するための「断りのマナー」と、そのまま使えるメッセージ例文を解説します。

なぜフェードアウト(無言ブロック)は危険なのか?

「ネットの希薄な関係だから、黙って消えてもいいだろう」と思うかもしれません。 確かに、マッチング直後で数回しかラリーをしていない相手ならフェードアウトでも問題ありません。

しかし、LINEを交換していたり、毎日通話をしていたり、一度でも対面で会った相手に対して突然連絡を絶つのは危険です。 相手は「何か怒らせたのか?」「事故にでも遭ったのか?」と不安になり、最悪の場合、執着に変わってストーカー化したり、運営に「悪質なユーザー」として虚偽の通報をされたりする恐れがあります。

「はっきり終わりを告げること」は、相手のためであり、自分自身の安全を守るための最大の防衛策なのです。

最強の断り理由は「恋人ができた」「アプリを辞める」

相手のプライドを傷つけずに身を引いてもらうための最強の理由は、「他に好きな人(恋人)ができた」または「アプリでの活動自体を終了する」の2つです。

「仕事が忙しくなった」という嘘は、「じゃあ落ち着いたらまた連絡して」と保留にされてしまうためNGです。 「あなたとの関係を終わりにします」という決定事項を、感謝の言葉で包んで伝えるのが大人のマナーです。

【関係性別】コピペで使える退会・お断りメッセージ例文

相手との親密度に合わせて、メッセージのトーンを変えましょう。

1. アプリ内で数日メッセージをしている相手

まだ会っていない段階なら、簡潔に「アプリを辞める」ことだけを伝えます。

例文:

「〇〇さん、これまで楽しいメッセージをありがとうございました! 実は、マッチングアプリでの活動を一度お休み(退会)することにしました。 せっかく楽しくお話しさせていただいていたのに、急なご報告となってしまい申し訳ありません。 〇〇さんに素敵な出会いがあることを応援しています。短い間でしたが、ありがとうございました!」

2. LINEを交換して、毎日連絡を取っている相手

LINEに移行している場合は、少し誠意を見せて「良い出会いがあった」ことをはっきり伝えると、相手も諦めがつきます。

例文:

「〇〇さん、こんばんは。いつも楽しいLINEをありがとうございます。 今日は一つお伝えしなければならないことがあり、連絡しました。 実は、別の方とお付き合いをすることになり、アプリを退会することになりました。 〇〇さんとは趣味の話も合い、とても楽しい時間を過ごさせていただき、感謝しています。 本来ならもっと早くお伝えすべきだったのですが、申し訳ありません。 これまで本当にありがとうございました。〇〇さんの幸せを心から願っています。」

3. 一度デート(食事)をした相手

直接会ってご馳走になったりした相手には、より丁寧な感謝と謝罪を添えます。

例文:

「先日はお忙しい中、お食事の時間を作っていただき本当にありがとうございました。とても楽しい時間でした。 ご報告があって連絡したのですが、実は以前からやり取りしていた方と真剣にお付き合いをすることになりました。 〇〇さんにはお時間を作っていただいたり、素敵なお店に連れて行っていただいたりと、本当に感謝しています。 今後、ご連絡を取ることは控えさせていただきますが、〇〇さんのお心遣いには本当に感謝しております。ありがとうございました。」

メッセージを送った後の正しい処理

お断りのメッセージ(LINEやアプリ内チャット)を送信した後は、相手からの返信を待つ必要はありません。

むしろ、返信を待ってしまうと「どうして俺じゃダメなの?」と食い下がられたり、暴言を吐かれたりするリスクがあります。 メッセージを送信したら、以下の手順で速やかにシャットアウトします。

  1. LINEの場合: メッセージ送信後、相手を「ブロック」し、トークルームを削除する。
  2. アプリの場合: メッセージ送信後、すぐにアプリの**「退会手続き」**を行う。

「言い逃げ」のようで罪悪感があるかもしれませんが、マッチングアプリの別れ際において、変に優しさを見せてダラダラとやり取りを続けるのはお互いのためになりません。 決定的な一言を投げて、スパッと関係を断つことが、最も後腐れのない退会マナーです。

【免責事項】 本記事はマッチングアプリにおける一般的なコミュニケーションマナーに基づいて解説しています。お断りの連絡を入れた後も、他のSNSを特定されて執拗な連絡が来るなどのストーカー被害に発展した場合は、個人で解決しようとせず、アプリの運営窓口や最寄りの警察署(生活安全課)へ速やかにご相談ください。

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