「友達の結婚式に招待されたけど、ご祝儀3万円+交通費を出す余裕がない…」 「正直、そこまで仲良くないし、数あわせで呼ばれた気がして行きたくない」 「コロナ禍を経て、大勢が集まる場が苦手になった」

おめでたい席への招待。断るのは気が引けますが、無理をして出席し、後で生活が苦しくなったり、モヤモヤしたりするのは精神衛生上よくありません。 いわゆる「ご祝儀貧乏」を避けるためにも、時には勇気を持って「欠席(辞退)」を選ぶことも大切です。

しかし、招待状の返信ハガキに「金欠のため欠席します」とは書けません。 この記事では、新郎新婦を傷つけず、かつ嘘にならない「大人の断り方」を解説します。

ルール1:欠席なら「1週間」待ってから返信する

出席する場合は「即返信(届いて2〜3日以内)」がマナーですが、欠席の場合は逆です。 即答で「欠席」にマルをつけると、「最初から来る気がなかったのか」と思われてしまいます。

欠席のマナー:

  1. 招待状が届いてから1週間程度時間を置く。
  2. その間、スケジュールを調整しようと努力した姿勢を見せる。
  3. LINEなどで「どうしても調整がつかなくて…」とワンクッション入れてから、ハガキを投函する。

ルール2:理由は「ぼかす」のが鉄則

「お金がない」「行きたくない」という本音は、絶対に隠します。 かといって、「親戚の法事」などの嘘をつくと、後でSNSなどでバレた時に信用を失います。

最強の理由は、「どうしても外せない用事(先約)」「多忙」です。

ケースA:金欠・行きたくない(予定はないけど断る)

「先約がある」と言い切ってしまいましょう。 「お金がないから行かない」という予定も、立派な先約です。

返信ハガキのメッセージ文例:

ご結婚おめでとうございます お二人の晴れ姿を楽しみにしておりましたが あいにく当日はどうしても外せない用事が入っており 残念ながら欠席させていただきます 素晴らしいお式になりますよう お祈り申し上げます

※「忙しい」と書くと「結婚式より大事な仕事か?」と思われるリスクがあるため、「外せない用事」が最も安全です。

ケースB:本当に仕事や家庭の事情がある

この場合は、正直に書いても構いませんが、詳細は省きます。

返信ハガキのメッセージ文例:

ご結婚おめでとうございます ぜひ出席させていただきたかったのですが 当日は長期出張の予定が入っており どうしても都合がつかず 残念ながら欠席させていただきます 遠方よりお二人の末永い幸せをお祈りしております

招待状が届く前の「打診」LINEの断り方

最近は、招待状を送る前にLINEで「〇月〇日に結婚式やるんだけど、来れる?」と聞かれるケースが増えています。 ここで断れば、招待状も送られてこないため、双方にとって負担がありません。

LINEでの断り文例:

「結婚おめでとう!!🎉 誘ってくれて本当にありがとう。 めちゃくちゃ行きたいんだけど、その時期はちょうど仕事のプロジェクトが佳境に入っていて(または資格試験の直前で)、どうしても休めそうにないんだ😭 本当にごめんね! 別の日にまたお祝いさせて!」

※「行きたい気持ち」+「物理的に無理な理由」+「謝罪」のサンドイッチ構文で送ります。

ご祝儀や電報はどうする?

欠席する場合、ご祝儀をどうすべきか悩みますよね。

  1. 打診の時点で断った場合: 何も送らなくてOKです。気が向けばLINEギフトで数千円のものを贈る程度で十分です。
  2. 招待状を受け取ってから断った場合: ご祝儀の半額〜3分の1程度(5,000円〜1万円)の現金書留を送るか、祝電(電報)を送るのがマナーとされています。
  3. 直前(1ヶ月前〜当日)にドタキャンした場合: 料理や引出物のキャンセル料がかかっているため、ご祝儀全額(3万円)を渡すのがマナーです。

まとめ:自分の生活を守る「欠席」

結婚式は一生に一度の晴れ舞台ですが、それはあくまで新郎新婦にとっての話。 招待された側にも生活があります。 「数あわせで呼ばれたかも?」と感じるような関係性であれば、無理をして3万円を包む必要はありません。

「どうしても外せない用事がある」 この魔法の言葉を使って、丁寧に、かつ毅然と辞退してください。 本当に大切な友人なら、欠席しても関係は続くはずです。

【免責事項】 本記事は一般的な冠婚葬祭のマナーに基づいて解説しています。新郎新婦との関係性(親族、親友、職場の上司など)によっては、欠席が今後の人間関係に影響を与える可能性があります。特に親族間の結婚式については、自己判断せず、ご両親や親族の年長者に相談することをお勧めします。

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