Steam(スチーム)の退会方法|アカウントを完全削除する手順とゲームデータの注意点
Steam(スチーム)を今後利用しない場合は、Steamサポートからアカウント削除を申請できます。
ただし、Steamのアカウントには購入したゲームのライセンスをはじめ、Steamウォレット残高、インベントリアイテム、コミュニティプロフィールなどさまざまな情報が紐づいています。
Steamアカウントを完全削除すると、これらのアカウントに紐づいた権利やデータを失い、削除後に元のアカウントへ戻すことはできません。
「しばらくゲームをしない」という程度であれば、アカウントを削除せずSteamからログアウトしたり、パソコンからSteamをアンインストールしたりする方法もあります。
この記事では、Steamアカウントを完全削除する手順と、ゲーム・セーブデータ・Steamウォレットなどについて退会前に確認しておきたいポイントを解説します。
Steamのアンインストールとアカウント削除は違う
まず覚えておきたいのが、「Steamをパソコンからアンインストールすること」と「Steamアカウントを削除すること」はまったく別の操作だという点です。
Steamクライアントをアンインストールしただけでは、Steamアカウントは削除されません。
同じアカウント情報を使って再びSteamへログインすれば、アカウントに登録されているゲームなどを利用できます。
一方、アカウント削除を行うとSteamアカウントそのものが永久削除の対象になります。
今後またSteamを利用する可能性が少しでもあるなら、削除ではなくログアウトやアンインストールにとどめることも検討しましょう。
Steamアカウントを削除するとどうなる?
Steamのアカウント削除は重大な操作です。
Steam公式では、アカウント削除によって次のようなアカウント関連情報が永久的に失われると案内しています。
- 購入・登録しているゲームライセンス
- Steamコミュニティプロフィール
- ギフト
- Steamインベントリ内のアイテム
- Steamウォレットの残高
- その他アカウントに関連する情報
削除後に「やっぱり以前購入したゲームを遊びたい」と思っても、削除済みアカウントを元に戻して利用することはできません。
そのため、Steamの退会は十分に確認してから行いましょう。
Steamを退会する前に確認しておきたいこと
アカウント削除申請を行う前に、最低限次の項目を確認しておくことをおすすめします。
購入済みゲームを確認する
Steamで購入したゲームはSteamアカウントのライセンスと紐づいています。
アカウントを削除すると、そのアカウントで所有していたゲームライセンスも失われます。
購入したゲームが多い場合は、ライブラリを一度確認して本当に削除して問題ないか考えてみましょう。
Steamウォレット残高を確認する
Steamウォレットに残高がある場合も注意が必要です。
アカウント削除によってSteamウォレットの残高も失われるため、残高が残っていないかアカウント情報から確認しておきましょう。
インベントリアイテムを確認する
ゲーム内アイテムやトレーディングカードなど、Steamインベントリに保有しているアイテムも確認してください。
削除後はアカウントに紐づいているインベントリアイテムへアクセスできなくなります。
価値のあるアイテムを保有している場合は、削除前の確認が特に重要です。
必要なセーブデータを保存する
ゲームによっては、Steam Cloudを利用してセーブゲームやゲーム設定、プロフィール統計などのユーザー固有データを保存しています。
Steam公式も、アカウント削除について「残したいものがある場合は削除申請前に保存する必要がある」と案内しています。
特に長期間プレイしているゲームがある場合は、必要に応じてゲームごとのセーブデータの保存方法を確認しておきましょう。
Steamアカウントを完全削除する方法
Steamには、設定画面からワンタップですぐにアカウントを消す仕組みではなく、Steamサポートを通じて削除申請を行う仕組みがあります。
基本的な流れは次のとおりです。
- Steamサポートを開く
- 削除したいSteamアカウントでログインする
- 「My Account」を選択する
- アカウント削除に関する項目を選択する
- 「Delete my Steam account」などの削除項目を開く
- 画面の説明を確認する
- アカウント削除リクエストを送信する
- Steamサポートによる確認に対応する
Steamサポートには「Delete my Steam account」というアカウント削除用の項目が用意されています。
表示内容はSteam側のアップデートや利用環境によって変わる可能性があるため、画面上の案内に従って進めてください。
Steamではアカウント所有者の確認が行われる
Steamでは、第三者が勝手に他人のアカウントを削除できないようにするため、削除申請時にアカウント所有者であることの確認が行われます。
Steam公式では、削除リクエストを処理する前に、包括的なアカウント所有証明(Proof of Ownership)を求めると案内しています。
そのため、削除申請を送っただけで即座にアカウントが消えるわけではありません。
Steamサポートから確認を求められた場合は、案内に従って必要な情報を提出してください。
Steamは削除申請後すぐ完全削除されるわけではない
Steamのアカウント削除には待機期間があります。
Steamサポートによる確認が完了すると、アカウントは30日間制限された状態となり、削除待ちの状態になります。
つまり、削除申請したその日に永久削除されるわけではありません。
この期間は「本当に削除して問題ないか」を最後に確認するための重要な期間と考えておきましょう。
30日間の待機期間中なら削除をキャンセルできる
削除申請をしたものの、「やはりSteamを使いたい」「購入済みゲームを残したい」と考え直すこともあるでしょう。
Steamでは、30日間の削除待機期間中であればアカウント削除をキャンセルできます。
削除申請後に気が変わった場合は、そのまま放置せずSteamサポートの案内に従って削除キャンセルの手続きを行いましょう。
30日間の待機期間が終了してアカウントが完全削除された後は元に戻せません。
Steamアカウントを削除するとゲームは遊べなくなる?
削除したSteamアカウントで購入・登録したゲームについては、そのアカウントのゲームライセンスを失います。
パソコン内にゲームファイルが残っている場合でも、Steamを通じた所有権やアカウント認証が必要なゲームを以前と同じように利用できるとは限りません。
「パソコンにゲームをインストールしてあるからアカウントを削除しても大丈夫」と考えないようにしましょう。
ゲームを今後プレイする可能性があるなら、Steamアカウントを残しておく方が安全です。
Steamのセーブデータはどうなる?
セーブデータの保存方法はゲームによって異なります。
パソコン本体にローカル保存されているゲームもあれば、Steam Cloudにデータを保存するゲームもあります。
Steam Cloudでは、セーブゲームのほか、ゲーム設定やプロフィール統計などが保存される場合があります。
残しておきたいセーブデータがある場合は、
- Steam Cloudを利用しているか
- パソコン内のどこにセーブデータが保存されているか
- ゲーム側にバックアップ機能があるか
などをゲームごとに確認してください。
Steamアカウント削除後に確認しようとしても遅いため、バックアップは必ず削除申請前に行いましょう。
Steamで定期購入しているサービスも確認する
Steamを通して定期購入型のサービスを契約している場合は、アカウント削除前に契約状況を確認しておくと安心です。
Steamでは「Account Details」から定期購入の管理やキャンセルができます。キャンセルした定期購入は、すでに支払っている期間の終了までは有効となる場合があります。
退会後の請求について不安を残さないためにも、削除申請前にアカウントの購入履歴や定期購入を確認しておきましょう。
Steamアカウントの削除ができない場合は?
削除手続きを進められない場合は、まず削除したいアカウントに正しくログインできているか確認しましょう。
パスワードを忘れている場合やアカウントを第三者に乗っ取られた可能性がある場合は、削除手続きより先にアカウントの復旧が必要になることがあります。
Steamではログインできないユーザー向けのアカウント復旧手続きも用意されています。
所有者確認に必要な情報を提出できない場合は削除処理が進まない可能性があるため、Steamサポートからの案内を確認してください。
Steamの退会についてよくある質問
Steamアプリをアンインストールすれば退会できますか?
できません。
Steamクライアントをパソコンから削除してもSteamアカウントは残ります。
完全に退会する場合はSteamサポートからアカウント削除を申請する必要があります。
Steamアカウントを削除したら購入したゲームはどうなりますか?
削除したアカウントに紐づいているゲームライセンスは失われます。
今後プレイしたいゲームが1本でもある場合は、本当にアカウントを削除してよいか慎重に判断しましょう。
Steamウォレットの残高はどうなりますか?
アカウント削除によってSteamウォレットの残高も失われます。
残高がある場合は必ず削除申請前に確認してください。
Steamのアカウントは削除後に復活できますか?
完全に削除されたアカウントを元に戻すことはできません。
ただし、Steamサポートによる確認後の30日間の待機期間中であれば削除をキャンセルできます。
削除申請をしたらすぐ退会になりますか?
すぐに完全削除されるわけではありません。
Steamサポートによる所有者確認などを経て、30日間の削除待機期間が設けられます。
まとめ
Steamを完全に退会する場合は、Steamサポートからアカウント削除を申請します。
ただし、Steamアカウントには購入したゲームライセンス、Steamウォレット、インベントリ、コミュニティプロフィールなど多くの情報が紐づいています。
削除する前に、
購入済みゲームを確認する → Steamウォレットやインベントリを確認する → 必要なセーブデータを保存する → 定期購入を確認する → アカウント削除を申請する
という順番で確認すると安心です。
削除申請後はSteamサポートによる確認を経て30日間の待機期間があり、その期間中は削除をキャンセルできます。
一方、完全削除後はアカウントを復元できません。
Steamに購入済みゲームや大切なプレイデータがある人は、本当にアカウントそのものを削除する必要があるかを十分に検討してから手続きを進めましょう。