モバイルアプリ向けの広告配信プラットフォーム(DSP)である「Moloco(モロコ)」の利用を停止したい。 広告配信を止めて、アカウントを閉鎖したいけれど、管理画面(Moloco Cloud DSP)に「退会ボタン」が見当たらない。

Molocoは企業向けのB2Bサービスであり、契約(IO:申込書)に基づいた運用となるため、Web上のボタン操作だけで契約自体を完全に破棄・削除することはできません。

この記事では、広告費の発生を止めるための即時対応と、正式な解約手順について解説します。


💡 この記事でわかること

・ 広告費の発生を今すぐ止める方法

・ アカウント契約の正式な解約手順

・ 支払い(未払い分)の精算について


ステップ1:まずは「キャンペーン」をすべて停止する

解約手続きには時間がかかる場合があります。その間に広告費が発生し続けないよう、まずは自力で配信を止めることが最優先です。

  1. Moloco Cloud DSPの管理画面にログインする
  2. 「Campaigns(キャンペーン)」タブを開く
  3. 稼働中(Active)になっているすべてのキャンペーンのスイッチを「OFF(Paused)」にする

これで、これ以上の広告費は発生しなくなります。「とりあえず利用を止めたい」だけであれば、この状態で放置しても問題ないケースが多いです。

ステップ2:担当者またはサポートへ「解約」を連絡する

アカウント自体を削除し、契約を終了させたい場合は、Molocoの担当者による手続きが必要です。

担当者(Account Manager)がいる場合 契約時にやり取りをした営業担当者、またはカスタマーサクセス担当者に直接メールで連絡してください。 「広告配信を終了するため、アカウントの閉鎖(解約)をお願いします」と伝えれば、必要な手続き(IOの終了処理など)を案内してくれます。

担当者が不明・セルフサーブの場合 管理画面のヘルプメニュー、または公式サイトの問い合わせフォームから依頼します。

  • 連絡先: Moloco Help Center または support@moloco.com(※契約形態により異なる場合があります)
  • 伝える内容:
    • Workplace ID(ワークプレイスID)
    • Account Name(アカウント名)
    • 解約希望日

ステップ3:残金・未払い分の精算

広告配信システムという性質上、利用停止のタイミングで「未払いの広告費」が残っていることがほとんどです。

  • 請求書払いの場合: 最終月の利用分が確定した後、送られてくる請求書に従って支払いを完了させます。
  • クレジットカード払いの場合: 最後の決済が完了したことを確認します。

すべての支払いが完了し、Moloco側で入金確認が取れた段階で、正式にアカウント閉鎖(または凍結)となります。

よくある質問

Q. アカウントを削除したらデータは消えますか?

A. アクセスできなくなります。 アカウントが閉鎖されると、過去のパフォーマンスデータ(レポート)などは閲覧できなくなります。必要な数値データや請求書(Invoice)は、解約を依頼する前に必ずダウンロードしておいてください。

Q. しばらく休止したいだけなのですが。

A. キャンペーンの「OFF」だけでOKです。 将来また使う可能性があるなら、無理に解約する必要はありません。キャンペーンを全て一時停止(Pause)にしておけば料金はかかりませんし、再開したい時にすぐ設定を使えるため便利です。

Q. 解約違約金はかかりますか?

A. 基本的にはかかりません。 ただし、特別な年間契約や、最低出稿金額(ミニマムスペンド)の取り決めがある契約を結んでいる場合は、契約書の内容に基づきます。お手元の申込書(IO)をご確認ください。

まとめ

Molocoを辞める手順は以下の通りです。

  1. 管理画面ですべてのキャンペーンを「OFF」にする(最優先)
  2. 必要なレポートや請求書をダウンロードする
  3. 担当者またはサポートへ「契約終了」をメールで依頼する

とにかく「まずはキャンペーンを止める」こと。これを忘れると、解約のやり取りをしている間も予算を消化し続けてしまいますのでご注意ください。


【免責事項】 本記事は執筆時点の情報に基づき万全を期して作成していますが、その内容の正確性や完全性を保証するものではありません。 仕様変更や更新により実際の手順と異なる場合があるため、必ず公式サイトやアプリ内の最新案内をご確認ください。