「明日の面接、やっぱり行きたくない…」 「他社から内定が出たから、今日の午後の面接をキャンセルしたい」

選考が進むにつれ、スケジュールの重複や志望度の変化により、面接を辞退せざるを得ない状況は必ず訪れます。 特に「前日」「当日」の直前キャンセルは、相手に多大な迷惑がかかるため、非常に気まずいものです。

「電話したら怒られるんじゃないか」 「メールだけで済ませたいけれど、マナー違反だろうか」

そんな不安を解消するために、緊急度別の正しい連絡手段と、そのまま使えるメール・電話のテンプレートを解説します。 一番やってはいけない「無断欠席(バックレ)」を防ぐために、今すぐ行動しましょう。


結論:前日・当日は「電話」が基本。でもメールでも…?

面接辞退の連絡手段は、「面接までの残り時間」によって決まります。

1. 面接の「2日前」まで

→ メールだけでOK 人事担当者もメールチェックの余裕があります。わざわざ電話をして仕事を中断させる必要はありません。

2. 面接の「前日」

→ 時間帯による(基本は電話推奨)

  • 営業時間内(9:00〜18:00): メールだと見落とされるリスクがあるため、電話が確実です。「お忙しいところ恐れ入ります」と断りを入れてから伝えましょう。
  • 深夜・早朝: 電話は迷惑なので、まずは速報としてメールを送ります。翌朝一番(9:00すぎ)に確認の電話を入れれば完璧です。

3. 面接の「当日」

→ 電話が必須 メールだけでは、担当者が面接開始時間までに気づかない可能性があります。面接官はあなたのために時間を空けて会議室で待っています。 「無断欠席」扱いになるのを防ぐため、必ず電話で伝えてください。


【コピペOK】状況別・面接辞退のメール例文

まずはメールで意思表示をしましょう。件名は一目でわかるように書くのが鉄則です。

パターン1:【前日まで】一般的な辞退メール

件名: 面接辞退のご連絡(〇〇大学 氏名)

本文: 〇〇株式会社 採用担当 〇〇様

お世話になっております。 明日、〇月〇日(火)14:00より面接のお時間をいただいております、〇〇大学の〇〇(あなたの氏名)です。

大変恐縮ながら、一身上の都合により、明日の面接を辞退させていただきたくご連絡いたしました。 あわせて、今後の選考につきましても辞退させていただきたく存じます。

貴重なお時間を調整していただいたにも関わらず、直前のご連絡となり大変申し訳ございません。 本来であれば直接お伺いしてお詫びすべきところ、メールでのご連絡となりますこと、何卒ご容赦ください。

末筆ながら、御社の益々のご発展をお祈り申し上げます。


署名

パターン2:【深夜・早朝】前日〜当日の緊急メール

電話がつながらない時間帯に送る場合、「まずはメールで知らせる」という姿勢が重要です。

件名: 【お詫び】本日の面接辞退のご連絡(〇〇大学 氏名)

本文: (宛名省略)

お世話になっております。〇〇大学の〇〇です。

本日〇月〇日 10:00より面接のお時間をいただいておりますが、諸事情によりお伺いすることが難しく、誠に勝手ながら辞退させていただきたくご連絡いたしました。

お電話でご連絡すべき時間帯ではございますが、始業前のため、まずはメールにて失礼いたします。 (※もし電話をする勇気がない場合は、この下の一文を「直前のご連絡となり、多大なるご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます」に変えて送信してください)

直前のご連絡となり、面接官の皆様には多大なるご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。

何卒よろしくお願い申し上げます。


【怖くない】当日の電話マナーと会話スクリプト

当日の電話は誰でも怖いものです。「怒られる」と身構えてしまいますが、人事は忙しいので、辞退とわかれば意外とあっさり終わります。 以下の台本をそのまま読んでください。

あなた: 「お世話になっております。本日14時から面接のお約束をいただいている、〇〇大学の〇〇と申します。採用担当の〇〇様はいらっしゃいますか?」

担当者(または取次ぎ): 「はい、私です(代わりました)」

あなた: 「本日は面接のお時間をいただきありがとうございます。 大変申し訳ないのですが、諸事情により、本日の面接と今後の選考を辞退させていただきたくお電話いたしました」

担当者: 「そうですか。わかりました」 (※ここで理由を聞かれたら、「他社との兼ね合いで」や「一身上の都合で」と答えます)

あなた: 「直前のご連絡となり、ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません」

担当者: 「わかりました。ご連絡ありがとうございました」

あなた: 「ありがとうございます。それでは失礼いたします」

ポイント:理由は「一身上の都合」で逃げ切る

直前の辞退理由は、変に嘘(親の病気、事故など)をつくとボロが出ます。 「一身上の都合」または「検討の結果」だけで押し通して大丈夫です。「他社に行きます」と言いにくい場合は、「諸事情により」と濁しましょう。


どうしても電話ができない時の最終手段

「電話しようとすると動悸がして無理」 「電車の中でどうしても電話できない」

そんな時は、バックレ(無断欠席)るくらいなら、メールだけでも送ってください。

最悪なのは、担当者が「事故に遭ったのではないか?」と心配して大学や実家に連絡を入れることです。 メールで「辞退します」と一言あれば、企業側も「来ないんだな」と確定でき、部屋を片付けることができます。

件名に【面接辞退】と【氏名】を入れることだけは絶対に忘れないでください。


まとめ:連絡は「早さ」が命

面接辞退で一番大切なのは、丁寧な言葉遣いよりも「1分でも早く伝えること」です。

  • 前日までならメールでOK。
  • 当日なら電話がベスト(無理なら絶対メール)。
  • 無断欠席だけは絶対にしない。

「断りの連絡を入れた瞬間」に、あなたの肩の荷は降ります。 この記事のテンプレートをコピペして送信ボタンを押し、気持ちよく次の行動へ移りましょう。

【免責事項】 本記事は一般的な就職活動のマナーに基づいて解説しています。エージェント経由の応募の場合、エージェントへの連絡も必要になります。また、当日の無断欠席は大学のキャリアセンターに連絡が入るなど、後輩や自身の今後の活動に影響を及ぼす可能性があります。トラブル回避のため、可能な限り速やかな連絡を推奨します。

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