住信SBIネット銀行の口座を使わなくなり、「口座を解約したい」「SBI証券と連携している場合はどうすればいい?」と考えている方もいるでしょう。

住信SBIネット銀行は、2026年8月3日から「ドコモSMTBネット銀行」へ銀行名が変更されています。この記事では、旧名称である住信SBIネット銀行の口座を解約する方法として解説します。現在のドコモSMTBネット銀行でも、基本的な口座解約手続きはアプリまたはWEBサイトから行えます。

ただし、SBIハイブリッド預金や外貨預金、ローンなどを利用している場合、そのままでは代表口座を解約できないことがあります。

口座解約前に確認しておくべきポイントを順番に見ていきましょう。

住信SBIネット銀行の口座はアプリ・WEBから解約できる

個人の代表口座は、アプリまたはWEBサイトから解約手続きを進められます。

アプリの場合は、ログイン後に「お客さま情報」を開き、画面最下部にある「代表口座解約」から手続きを進めます。

WEBサイトから手続きする場合も、ログイン後に口座解約メニューへ進み、画面の案内に沿って操作します。

基本的な流れは次の通りです。

  1. アプリまたはWEBサイトへログインする
  2. 「お客さま情報」を開く
  3. 「代表口座解約」を選択する
  4. 解約後の精算金を受け取る本人名義の他行口座を入力する
  5. 内容を確認して解約手続きを完了する

解約時には、残高が0円の場合であっても、原則として解約精算金の振込先となる本人名義の他行口座の入力が必要です。

残高が残っていても解約できる?

代表口座の円普通預金に残高がある場合は、解約時の精算金として指定した本人名義の他行口座へ振り込まれます。

そのため、必ずしも自分で普通預金を0円にしてから手続きする必要はありません。

また、代表口座の解約手数料はかからず、解約資金を指定口座へ振り込む際の振込手数料も無料と案内されています。

ただし、普通預金以外の商品に残高や契約が残っている場合は話が別です。

SBIハイブリッド預金に残高があると口座解約できない

SBI証券を利用している方が特に注意したいのが「SBIハイブリッド預金」です。

SBIハイブリッド預金に残高が残っている状態では、銀行の代表口座を解約できません。

口座解約前にSBI証券側で出金指示を行い、SBIハイブリッド預金の残高を0円にしておく必要があります。

つまり、SBI証券を利用している場合は、

「銀行口座を解約する」
↓
「自動的にSBI証券との連携も全部終わる」

と考えるのではなく、先にSBIハイブリッド預金の状態を確認しておくことが重要です。

SBI証券との連携を解除する方法

SBIハイブリッド預金の利用をやめる場合は、「休止」の手続きを行います。

WEBサイトへログインしたあと、「お客さま情報」内の「SBI証券提携サービス」から、SBIハイブリッド預金の「休止」を選択して手続きを進めます。

休止手続きが完了すると、SBIハイブリッド預金のステータスが「未申込」に変更されます。

SBI証券そのものを解約する場合にも、先にSBIハイブリッド預金を休止する必要があります。

銀行口座もSBI証券口座も両方使わなくなる場合は、次の順番で整理するとスムーズです。

  1. SBIハイブリッド預金の残高を確認する
  2. 残高があればSBI証券側から出金する
  3. SBIハイブリッド預金を休止する
  4. 銀行側のその他の商品・サービスを整理する
  5. 最後に代表口座を解約する

外貨預金やローンなどがある場合も先に整理が必要

代表口座を解約するためには、銀行側で利用している一部の商品・サービスをあらかじめ解約したり、残高をなくしたりする必要があります。

公式FAQでは、代表口座の解約にあたり、ローン契約、外貨預金、純金積立、SBIハイブリッド預金、仕組預金などについて、契約を解約しているか残高がないことなどが条件として案内されています。

「普通預金の残高はほとんどないから、すぐ解約できるだろう」と思っていても、他の商品が残っているために解約画面から先へ進めないことがあります。

事前に保有商品を一度確認しておきましょう。

目的別口座を利用している場合は?

目的別口座を個別に解約することもできます。

目的別口座を解約する場合、対象口座に円定期預金・外貨定期預金・当座貸越の残高がないことが条件です。

解約すると、目的別口座の円普通預金残高は代表口座の円普通預金へ、外貨普通預金残高は代表口座の対応する外貨普通預金へ振り替えられます。

なお、目的別口座を解約すると、その口座の入出金明細を確認できなくなるため、必要な明細がある場合は事前に保存しておくと安心です。

アプリやWEBから解約できない場合

ログインできるにもかかわらず解約手続きが進まない場合は、利用中の商品・サービスが残っていないか確認してください。

それでも解約できない場合は、問い合わせフォームから連絡できます。口座の状況によっては書面での手続きになる場合があります。

ログインそのものができない場合も、登録氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレスなどの本人確認情報を添えて問い合わせることで、状況に応じた手続き方法が案内されます。

解約前に入出金明細を保存しておく

口座を解約すると、これまでの取引履歴をオンラインで確認できなくなる可能性があります。

確定申告や家計管理、過去の振込確認などで明細が必要になる可能性がある方は、口座を閉じる前に必要な期間の取引履歴を保存しておきましょう。

給与振込先、クレジットカード、公共料金、サブスクなどの引き落とし口座として登録している場合も、事前に別の銀行口座へ変更しておくことをおすすめします。

住信SBIネット銀行の口座解約でよくある質問

SBI証券の口座も一緒に解約されますか?

銀行の代表口座を解約しただけで、SBI証券口座そのものを解約したことにはなりません。

SBI証券も不要な場合は、証券会社側で別途手続きが必要です。

SBIハイブリッド預金にお金が残っていても解約できますか?

できません。

SBIハイブリッド預金に残高がある場合は、SBI証券側から出金し、残高を0円にしたうえで必要な休止手続きを行ってください。

解約手数料はかかりますか?

代表口座の解約手数料は無料です。解約精算金を他行へ振り込む際の振込手数料も無料とされています。

残高が0円なら他行口座は必要ありませんか?

残高が0円であっても、代表口座解約時には解約精算金の振込先として本人名義の他行口座の入力が必要です。

まとめ

住信SBIネット銀行(現・ドコモSMTBネット銀行)の代表口座は、アプリまたはWEBサイトから解約できます。

ただし、SBIハイブリッド預金、外貨預金、ローン、仕組預金などを利用している場合は、先にそれぞれの契約や残高を整理する必要があります。

特にSBI証券と連携している方は、SBIハイブリッド預金の残高を0円にし、必要に応じて休止手続きを済ませてから代表口座の解約へ進みましょう。

また、口座解約後は取引履歴を確認しにくくなるため、必要な明細の保存や給与振込・口座振替先の変更も忘れずに行ってください。