Coincheckを使わなくなり、退会を考えている方の中には、

「退会したら取引履歴は見られなくなる?」

「Coincheckつみたても自動的に止まる?」

「NFTや貸暗号資産が残っていても退会できる?」

と気になっている方もいるでしょう。

Coincheckでは、単に退会ボタンを押せばすぐにすべて終了するわけではありません。

特にCoincheckつみたて、Coincheck NFT、貸暗号資産を利用している場合は、退会前に各サービスの資産を整理する必要があります。

この記事では、Coincheckを退会するとどうなるのか、退会前に必ず確認したいポイントをまとめます。

Coincheckを退会するとログインできなくなる

Coincheckの退会が完了すると、サービスへログインできなくなります。

そのため、暗号資産の売買・送金・出金などはもちろん、退会前に利用していた各種機能も利用できなくなります。

「念のため口座だけ残しておこう」という状態と「退会」は大きく異なります。

今後も利用する可能性があるなら、本当に退会する必要があるのか一度考えてから申請しましょう。

退会したアカウントは復活できない

Coincheckでは、一度退会したアカウントを再開することはできません。

再び利用したくなった場合は、新しくアカウントを作成する必要があります。

さらに注意したいのがメールアドレスです。

公式FAQでは、退会したアカウントで使っていたメールアドレスを再登録することはできず、再度利用する場合は別の未使用メールアドレスを用意する必要があると案内されています。

「とりあえず退会して、必要なら同じアカウントを復活させよう」という使い方はできません。

Coincheckつみたては退会前に停止が必要

Coincheckつみたてを利用している場合、アカウントの退会と同時に何もせず自動整理されると考えないようにしましょう。

Coincheckでは、退会する際はあらかじめCoincheckつみたての積立設定を停止するよう案内しています。

さらに、つみたてアカウントに暗号資産が残っている場合は、取引アカウントへ振り替えて資産を整理する必要があります。

つみたてを停止してもすぐ退会できないことがある

Coincheckつみたてでは、停止操作をしたタイミングにも注意が必要です。

申込・変更締切日を過ぎてから停止した場合、当月分の引き落とし・買付は実施され、翌月分から停止となる場合があります。

この場合、停止ボタンを押した直後に退会できるとは限りません。

公式FAQでも、締切日を過ぎて停止した場合、引き落とし・買付が完了するまでは退会できないと案内されています。

退会予定が決まっている場合は、積立スケジュールを早めに確認しましょう。

Coincheck NFTを持っていると退会できない

Coincheck NFTでNFTを所有している場合も要注意です。

NFTを所有した状態では退会申請できないため、退会前に、

  • NFTを出品して売却する
  • NFTを外部へ出庫する

などの対応が必要です。

特に外部へ出庫する場合は、出庫手数料としてETHが必要になります。

暗号資産を先に全部売ってしまうと、NFTを出庫するためのETHがなくなる可能性があります。

NFTを保有している人は、

「NFTを先に処理」
→「残った暗号資産を処理」

という順番を意識するとよいでしょう。

貸暗号資産がある場合も整理が必要

Coincheckの貸暗号資産サービスを利用している場合も、資産を残したまま退会することはできません。

貸暗号資産へ申請している場合は、申請状況を確認し、必要に応じてキャンセルして取引アカウントへ資産を戻します。

貸出申請中であれば「貸出注文の一覧」からキャンセルできる場合があります。

「ウォレットには何もないのに退会できない」という場合は、貸暗号資産側の残高を見落としていないか確認してください。

退会すると取引履歴を確認できなくなる

Coincheck退会後に困りやすいのが、取引履歴です。

退会完了後はログインできないため、取引履歴も通常の方法では確認できなくなります。

Coincheck公式も、退会申請前に取引履歴のCSVファイルを取得するよう案内しています。

特に暗号資産を売却した年は、翌年の確定申告で取引履歴が必要になる可能性があります。

退会申請前に、

  • 売買履歴
  • 送金履歴
  • 入出金履歴
  • 必要なCSV

などを保存しておきましょう。

退会したら税金の申告義務もなくなる?

退会したからといって、それ以前に行った暗号資産取引の税務上の扱いまで消えるわけではありません。

その年に暗号資産取引で利益が発生している場合などは、退会後であっても確定申告が必要になる可能性があります。

Coincheckでは年間取引報告書を発行していないため、必要に応じて自分で取引履歴をダウンロードし、損益を計算する形が案内されています。

税務上の判断が必要な場合は、税務署や税理士などへ確認してください。

少額の日本円残高があるときは?

数十円・数百円などの残高があり、

「出金しようとしても手数料より少ない」

という場合があります。

Coincheckでは、日本円残高が出金手数料407円以下の場合、その残高を退会手数料として受け取ることで退会可能と案内されています。

また、売却できない暗号資産や処理できない端数については、サポートへの問い合わせが必要になる場合があります。

退会申請後はいつ退会になる?

Coincheckでは、退会申請を行った後に処理が行われ、退会完了予定日を過ぎると自動的に退会処理されます。

完了後は登録メールアドレス宛に「退会完了のお知らせ」が送られます。

公式FAQでは原則として申請翌営業日の退会完了についても案内されていますが、実際の画面に表示される退会完了予定日を確認しておくのが確実です。

退会申請後に「やっぱり残したい」と思ったら?

まだ退会処理が完了していない場合は、「退会申請をキャンセルする」から申請を取り消せます。

しかし、すでに退会処理が完了している場合はキャンセルできません。

退会後にアカウントを復活させることもできないため、最終申請前にもう一度確認しましょう。

Coincheck退会前のチェックリスト

退会申請をする前に、以下を確認しておくと安心です。

  • Coincheckつみたてを停止した
  • つみたてアカウントの資産を整理した
  • 貸暗号資産の資産を整理した
  • NFTをすべて売却または出庫した
  • 通常の暗号資産残高を整理した
  • 日本円を出金した
  • 必要な取引履歴CSVを保存した
  • 確定申告に必要な情報を保存した
  • 再利用の可能性がないか確認した

特に「つみたて・貸暗号資産・NFT」は通常のウォレット残高だけを見ていると見落としやすいポイントです。

Coincheck退会後に再登録したくなった場合

退会済みアカウントそのものを再開することはできません。

Coincheckを再び利用する場合は、新規アカウントを作成する必要があります。

また、以前登録していたメールアドレスは再利用できないため、別のメールアドレスを準備する必要があります。

退会を迷っている段階なら、この点も考慮して判断しましょう。

まとめ

Coincheckを退会すると、退会完了後はログインできなくなり、以前のアカウントを復活させることもできません。

また、退会するためには通常のウォレットだけでなく、

「Coincheckつみたて」
「Coincheck NFT」
「貸暗号資産」

に残っている資産も整理する必要があります。

退会前にもっとも忘れてはいけないのが取引履歴の保存です。

暗号資産は翌年の確定申告で過去の取引データが必要になる可能性があります。

すべての資産を整理し、必要なCSVなどを保存したことを確認してから、最終的な退会申請へ進みましょう。