ギャンブルをやめようと思っても、スマートフォンに投票アプリや会員登録が残っていると、

「少しだけなら」

という気持ちから再び投票してしまうことがあります。

本気で公営競技から離れたい場合は、アプリを削除するだけでなく、競馬・競輪・競艇などのネット投票サービスそのものを整理する方法があります。

この記事では、ギャンブルをやめるために確認したいネット投票サービスと、利用停止・解約の考え方をまとめます。

最初に登録しているサービスを全部洗い出す

まず、自分がどのサービスに登録しているか確認します。

主なジャンルは次のとおりです。

  • 競馬
  • 地方競馬
  • 競輪
  • オートレース
  • ボートレース
  • その他のネット投票サービス

スマートフォンのアプリ一覧だけでなく、メールボックスで

「会員登録」
「投票」
「入金」
「払戻」
「キャンペーン」

などと検索すると、以前登録したサービスを見つけやすくなります。

JRAのネット投票を止める

JRAでは、解約とは別に本人申請による「電話・インターネット投票の利用停止制度」があります。

手続きはPATサービスセンターなどへ連絡し、利用停止申請書を取り寄せて提出します。

利用停止後は、利用停止日の翌年末日まで解除申請できません。

「自分で再開できない期間を作りたい」という場合には、通常の解約とは別に利用停止制度を検討する価値があります。

なお、解約済みの加入者番号については利用停止できないため、利用停止を希望する場合は順番にも注意してください。

競輪のネット投票を止める

競輪についても、利用しているネット投票サイトごとに利用停止の相談窓口があります。

KEIRIN.JPでは、本人・家族申請によるインターネット投票の利用停止について、サイクルテレホンセンターへの問い合わせが案内されています。

競輪はKEIRIN.JP以外のインターネット発売サービスから購入しているケースもあります。

そのため、

「競輪を買えるサービスを1つ解約したから終了」

とは考えず、実際に登録している発売サイトをすべて確認することが大切です。

各サービスごとに退会または利用停止を行いましょう。

ボートレースのネット投票を解約する

ボートレースのネット投票「テレボート」は、インターネット上から解約手続きを行えます。

公式サイトでは、電話投票会員・インターネット即時投票会員について、所定の時間帯にWeb上から解約できると案内されています。

「アプリを削除するだけ」で終わらせず、会員契約そのものを解約しましょう。

ボートレースには入金限度額を0円にする仕組みもある

ボートレースでは、2025年11月12日の制度変更により、本人申告による従来の「利用停止」は、利用制限として入金限度額を0円に設定する方式へ変更されています。

現在はWebから本人が利用制限を設定できる仕組みとなっています。

完全解約するか、一定期間投票できない環境を作るかによって選択肢が変わるため、目的に応じて利用しましょう。

オートレースも利用停止を申請できる

オートレースでも、ギャンブル依存症などを理由とした本人・家族申請による利用停止について問い合わせ窓口が用意されています。

競輪とオートレースの両方を購入している場合は、それぞれの登録状況を確認してください。

解約しただけで安心しない

ギャンブルをやめることが目的なら、「アカウントを1つ解約して終了」ではなく、入口をできるだけ減らしておくことが重要です。

次の項目も一緒に整理しておきましょう。

  • 投票アプリを削除
  • 自動ログイン情報を削除
  • 保存済みパスワードを削除
  • メールマガジンを停止
  • プッシュ通知を停止
  • ブックマークを削除
  • 入金に利用していた銀行口座を確認
  • クレジットカードや決済サービスとの連携を確認
  • 他の投票サイトへの登録を確認

銀行口座を解約する場合は、給与振込や公共料金、クレジットカードなど別の用途に使っていないか確認してから手続きを進めてください。

「利用停止」と「解約」は使い分ける

ギャンブル関連サービスには、

「退会・解約」

と

「利用停止・利用制限」

の両方が用意されている場合があります。

解約は契約を終了させる手続きです。

一方、利用停止は、現在の契約を残しながら一定期間投票できない状態にする制度として用意されている場合があります。

「再登録してしまいそう」という不安がある場合は、単なる解約だけでなく公式の利用停止制度についても確認するとよいでしょう。

最後にもう一度登録サービスをチェックする

すべて手続きを終えたら、

「まだ投票できるサービスが残っていないか」

を確認します。

スマートフォン、パソコン、メール、銀行の入出金履歴などを見ると、忘れていたサービスが見つかることがあります。

1つずつ確実に整理していきましょう。

まとめ

ギャンブルをやめるためにサービスを整理する場合は、

競馬
↓
競輪
↓
ボートレース
↓
オートレース
↓
その他のネット投票サービス

というように、自分が登録したサービスを一つずつ確認していくのがおすすめです。

単なるアプリ削除ではアカウントが残る場合があります。

完全に利用をやめたい場合は正式な解約手続きを行い、自分では再開しにくい状態を作りたい場合は、各公営競技が用意している利用停止・利用制限制度も確認しましょう。