楽天銀行を使わなくなった場合、個人口座はオンラインから解約できます。

ただし、楽天証券のマネーブリッジや楽天カードの引落口座として利用している場合は、口座だけ先に解約すると困る可能性があります。

この記事では、楽天銀行の口座解約方法と、楽天証券・楽天カードなど関連サービスへの影響について解説します。

楽天銀行の個人口座はオンラインで解約できる

楽天銀行の口座取引規定では、個人ポータルサイトから普通預金の解約手続きを行えることが定められています。

ログイン後の画面から口座解約へ進み、本人確認を行ったうえで手続きを完了します。

楽天銀行を長期間使わない予定であれば、放置するのではなく、今後必要かどうかを確認して整理してもよいでしょう。

残高があっても口座解約できる

楽天銀行では、口座解約時に普通預金残高がある場合、あらかじめ登録した本人名義の他行口座へ解約後の残高が振り込まれます。

そのため、自分で必ず残高を0円にしてから解約する必要はありません。

ただし、解約時の振込には手数料が発生する場合があります。

楽天銀行では、口座解約時に残高がある場合、最終預金残高から所定の振込手数料を差し引き、登録している本人名義他行口座へ振り込む仕組みです。公式の手数料案内では145円とされています。ハッピープログラムの他行振込無料回数が残っている場合などは手数料が不要になります。

本人名義の他行口座を先に登録しておく

残高の受取先となる本人名義他行口座が登録されているか確認しましょう。

解約後に資金を受け取る重要な口座です。

登録口座が現在も利用できるか、名義が同じかなどを解約前に確認してください。

定期預金が残っている場合はどうなる?

楽天銀行の口座取引規定では、普通預金口座の解約手続きを行った際に定期預金残高がある場合、定期預金も解約される扱いが定められています。

満期前の定期預金がある場合は、解約によって受取利息などに影響する可能性があります。

口座解約を急ぐ必要がなければ、定期預金の満期日を確認してから判断しましょう。

楽天証券の口座まで解約される?

楽天銀行を解約したからといって、楽天証券の証券口座そのものまで自動的に解約されるわけではありません。

ただし、楽天銀行と楽天証券を連携する「マネーブリッジ」は利用できなくなります。

マネーブリッジの利用規定では、対象となる楽天銀行普通預金口座または楽天証券口座を解約した場合、マネーブリッジも解約されると定められています。

マネーブリッジを利用している人は注意

マネーブリッジでは、楽天銀行と楽天証券の間で自動入出金(スイープ)などが利用できます。

楽天銀行口座を解約すると、この銀行・証券間の連携は継続できません。

楽天証券を今後も使う場合は、

  • 証券口座への入金方法
  • 出金先金融機関
  • 自動入出金設定
  • 積立などの資金管理

を確認してから楽天銀行を解約しましょう。

マネーブリッジだけ先に解除する場合は、楽天銀行へログイン後、「商品・サービス一覧」からマネーブリッジの設定解除を行えます。

楽天カードは解約される?

楽天銀行口座を解約しても、楽天カードそのものを解約したことにはなりません。

ただし、楽天カードの利用代金を楽天銀行から引き落としている場合は、引落口座を別の銀行へ変更する必要があります。

楽天カードでは、楽天e-NAVIから引落口座を登録・変更できます。

銀行口座を先に解約してしまうと、カード代金を正常に引き落とせなくなる可能性があります。

必ず楽天カード側の引落口座変更を先に済ませましょう。

楽天カードの口座変更には反映タイミングがある

引落口座の変更は、申し込んですぐ次の支払いから変わるとは限りません。

楽天カードの案内では、楽天e-NAVIから変更する場合、手続きのタイミングによって当月または翌月から新しい引落口座へ変更されます。

そのため、

「今日、引落口座を変更したから今日楽天銀行を解約して大丈夫」

とは考えず、次回の請求にどの口座が設定されているかを確認してから解約すると安心です。

給与振込や公共料金も確認する

楽天銀行を給与口座や生活費口座として使っている場合は、ほかにも変更が必要です。

たとえば、

  • 給与
  • 年金
  • クレジットカード
  • 携帯電話
  • 電気
  • ガス
  • 保険
  • 家賃
  • 税金
  • サブスクリプション

などです。

楽天銀行を閉じる前に、直近数か月の入出金明細を確認すると変更漏れを見つけやすくなります。

楽天銀行を解約するおすすめの順番

楽天証券や楽天カードを利用している場合は、次の順番で進めると分かりやすいです。

  1. 楽天銀行の入出金履歴を確認
  2. 給与などの振込先を変更
  3. 公共料金などの引落口座を変更
  4. 楽天カードの引落口座を変更
  5. 楽天証券の入出金方法を確認
  6. マネーブリッジを確認
  7. 本人名義他行口座を確認
  8. 楽天銀行を解約

口座を先に閉じるのではなく、周辺サービスから整理していくのがポイントです。

まとめ

楽天銀行の個人口座はオンラインで解約できます。

残高があれば、登録済みの本人名義他行口座へ振り込まれる仕組みです。

注意したいのは楽天証券と楽天カードです。

楽天銀行を解約するとマネーブリッジは利用できなくなりますが、楽天証券口座そのものが自動解約されるわけではありません。

また、楽天カードを楽天銀行から引き落としている場合は、先に引落口座を変更しましょう。

「関連サービスを変更→残高・定期預金を確認→楽天銀行を解約」

という順番で手続きを進めると、解約後のトラブルを防ぎやすくなります。